青柳碧人さんの「浜村渚の計算ノート」を読みました
こちらもブックオフの100円のオススメコーナーにあった本です。数学を題材にしたミステリーということです。のちにマンガにもなったようですね。
章がlog10、log100、log1000とあり、項目が√1、√4、√9となっていて、そこからして遊び心のある作品となっています。
内容は、数学をないがしろにする世の中に腹を立てた数学の第一人者がテロを起こすという奇想天外なものです。そして、それに立ち向かうのが、数学の天才である浜村渚という女子中学生です。
おそらく中学生ぐらいを対象に描いていると思われ、事件や逮捕劇など、なにごともアッサリと表現されていて、オジサンが読むには、少々、物足りなさを感じますが、きっと中学生ぐらいにはちょうど良いんでしょうね。個人的には、たぶん物足りなさの反動からだと思いますが、この本を読んだ後に、無性に純文学が読みたくなりました(笑)
こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!
- 2018.04.07 Saturday
- 本
- 21:09
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- by okka